そのまま自由にしていて大丈夫。

 

何かを見る時、

何を基準にするかっていうと、

自分 なんですね。

 

 

わたしたちっていつも

自分の中にある何かと比べて、

 

ああ、これってこういう感じ、

 

という風に見ています。

 

 

いいなーって思うのも、

これやだ、って思うのも、

 

批判したり共感したり、

好き嫌い、

あったかいつめたい、

正しい間違ってる

背が高い低いとか、

太ってるやせてるとか、

 

とにかく全部

「自分基準」なんです。

 

自分の中にある

色んなモノサシが基準。

 

 

たとえば、

あなたがわたしをみて親近感を感じる部分は、

 

自分の中にある

自分がいいな、好きだなと感じてるところ。

 

ちょっと嫌だな、と感じる部分は、

 

自分がそれはだめだと抑えているところ。

 

 

他にも色んな風に比べます。

 

あの人すごい!って感じたなら、

自分はあの人よりすごくない、

と思ってるってこと。

 

あの人冷たい、って感じたなら

自分はあの人よりやさしい、温かい、

と思ってるってこと。

 

 

そういう風に

わたしたちはいつも自分と比べながら

何かを見ている、ということ。

 

 

わたしたち、

どうやっても自分基準でしか

世界を見れないんですね。

 

自分が感じたことを

モノサシにして見る。

 

自分が採用したモノサシで

世界を見る。

 

みんなそうやって

外に映っている世界を見ています。

 

 

 

ということはですよ?

 

いきなり話の角度が変わるんだけど、

 

つまり、

あなたを見ている人の数だけ、

あなたがいるってことです。

 

あなたは、

あなたを見ている人の数だけ存在する、

ってことなんです。

 

 

あなたが公園に立っているとして、

 

向こうにいる人は

あなたをやさしいそうだな、と感じた。

 

あのベンチに座ってる人は

あなたを背の高い人だな、と感じた。

 

あなたの近くにいる人は、

あなたの肌がきれいだな、と感じた。

 

それぞれが自由にあなたを見ている。

 

 

自分がどんなに頑張っても

頑張らなくても

勝手に色んな風に見られてる。

 

そして、

ただそこに立っているだけで、

あなたは見ている人に

なんらかの影響を与えているのです。

 

 

自分をこう見せたいとか

ああいう風に見られたいとか、

 

アレがダメだ

これがダメだとか言っても、

 

みんなは

そんなあなたの思いにおかまいなく、

勝手に何かを感じます。

 

 

あなただってそうですよね?

 

 

 

人の数だけ

色んな自分がいるんだ、

って気づいたら、

 

なんか

こうしなければ、とか

こうするべき、とか

これがいいとかわるいとか、

そういうの、

 

関係なくなっちゃいませんか?

 

 

あとね、

自分で自分を縛って、

自分が嫌いな部分を隠したところで、

 

実はそれって

自分が見ないようにしてるだけで、

 

外側には全部だだもれだったりするんですよ。

 

見える人には見えてます。

 

あと、

 

自分を隠すっていうのは

誰かに見せないようにしてるつもりで

 

実は自分が見たくないから

見えないようにしてるだけ。

 

 

必死で隠しててもね

見える人には見えてる。

 

同じものを持ってる人には丸見えなのです。

 

きゃー。

はずかしー。

 

 

わたしの場合、

それを実感したのって

ほんの数年前だったんですけど

 

もうね、

はずかしーの極みでしたわ。

 

何が恥ずかしいって

それっていわゆる

頭隠して尻隠さずってやつで。

 

お尻見えてたか… おしり

っていう恥ずかしさ。

 

でも、ものすごく

チカラが抜けたんです。

 

なーんだ。って。

 

 

ダメなとこいっぱいあって、

隠してるつもりだったけど、

多分みんなには

見えてたんだー。

 

わたしを隠しても

結局全部見えてるんだったら、

もう降参して

そのまんまでいいやー、って。

 

 

でね、

さらに気づいてしまったんです。

わたしががんばって

隠そうとしてたことって、

 

ほんとにそれって、ダメなことなの?

 

自分がダメって決めてただけなんじゃないの?

 

って。

 

 

 

つまり、

自分がどんなに

自分をダメだと思っていたとしても、

 

そんな自分を

ステキだと思ってる人はいるし、

 

かなりイケテル!と

思ってる人もいるってこと。

 

あなたが思いもしないことを

あなたを見て感じてる人もいるわけです。

 

 

すごいでしょ?

 

すごいよね?

 

わたしこれ、

すごいと思うんですよ。

 

 

自分はダメだと思ってる

自分のダメなとこも、

 

自分の周りにいてくれるみんなは

それを別に気にしてなかったり、

 

むしろチャームポイントだと思ってたり、

なんでそれが問題なの?

って思ってたり、

 

とにかく

 

それがあっても別にいいよ、って

最初から全部コミコミで

まるっと許して

愛してくれてるからそばにいてくれるんです。

 

 

許してなかったのは自分。

 

さらにへなへなーですよ。

 

 

 

それに気付いた途端、

 

そこに注ぎ続けていたエナジーが、

ぱーんと解放され、

 

自分にチカラが戻ってきました。

 

 

自分がつけているフィルターを外して

世界を見てみる。

 

そしたらなにも飾ってない、

すっぴんの自分が見える。

 

それは本当に

ナチュラルで素敵な自分です。

 

内側から光る、自分です。

 

 

そうやって、

フィルターをはずして

自分の宇宙や自分を知っていくと

色んなものからどんどん自由になっていけます。

 

 

どんどん勝手に

楽しい世界になっちゃうんです。

 

 

実際に実践してみると、

これかー!ってわかります。

 

自分ってこんな人なのか、って

本当の輪郭がわかってきます。

 

 

ものすごくシンプルなことなので、

かるーくやってみるといいです。

 

本当に、ラクになるから。

 

 

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