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調整中7

ダンナの入院が急に決まって、

(でもなんかそうなるような気がしていた)

ルミの「起こることが起こるからね」があったから

それほど驚きもせず入院手続きをすることになった。

 

でも身体は急なことに対応できず、

たった数時間の間に色んな人に寄り添ってもらい、助けてもらった。

 

みんな快く助けてくれてとてもありがたかった。

 

昔のわたしだったら

迷惑じゃないかとか、

ひとりで全部やるべきだとか、

色々考えてたりしてたと思うけど、

 

わたしはもう

素直に助けてと頼ることは悪いことではないし、

頼られると嬉しいこともあることを知ってる。

 

(実感として)

(こないだルミに頼ったら

「頼ってくれるのはとても嬉しいことだよ」って言ってた)

 

なので、思いついた人に

素直に助けを求めることができた。

 

もちろん断られることもあるけど、

 

それはその人の都合もあるし

こんな唐突な申し出を断ることは

そもそも当たり前のことだから気にしない。

 

今までひとりで背負ってやりがちだったことは

元気だったからできることで、

 

今このよわよわの自分でそんなことしてたら

早々に詰む設定になっているので笑、

 

強制的にしのごの言わず

やらされている気がしないでもない。

 

わたしの世界はめちゃくちゃ優しい、を体感した。

 

今までの自分だったらなかなか出来なかったことばかりやった気がする。

 

 

全部終わった時にはもうヘトヘトで、

ごはんもろくに食べれなかったから身体は限界で、

とにかくごはん食べよう、と温かいスープを食べたくて

野菜を切ってたら指を切った。

 

あかん、ほんとに限界だ、と包丁握るのはやめて、

とにかくスープだけ作って食べた。

 

入院先のダンナからわたしの身体を心配したLINE、

家族からもわたしとダンナの状況確認の電話が入って少しほっとする。

 

 

かなりぎりぎりでしんどいので

LINEでともさんに遠隔をお願いして

整えてもらうことにした。

 

遠隔をうけているうちに

身体の緊張や冷えやつまりが取れて

ほかほか気持ちよくなった。

 

 

そして、

身体も緩んでそろそろ眠たくなってきた絶妙のタイミングで

めちゃくちゃホッとすることが起こった。

ルカが「嬉しいでしょ?」とにっこりしていた。